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あけまして
 おめでとうございます


  昨年は、更新の間隔が大きく、間延びしてしまいましたが
 拙い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。
  本年も最終章?を少しずつですが進めていきたいと思っております。
  どうか、長い目でお付き合い下さい。
  本年もよろしくお願いします。

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2015.01.01 / Top↑
 北海道へ上陸して二十四日目の朝は五時三十分に目が覚めた。テントの外は霧に覆われ、小鳥の声以外は何も聞こえなかった。とても幻想的な風景を独り占めしているようで、気分が良かった。受付のところまで散歩をしながら歩き、缶コーヒーを買った。
 この日の朝食は、幻想的な高原の風景を堪能しながら、パンと缶コーヒーで済ませた。少し霧が晴れてきたらテントを片付け出発しよう。
           真狩キャンプ場

 積丹半島を周遊しようと思ったが、半島の西側は途中で道が途切れているようだ(現在は通り抜ける道ができているようだ)。まず国道5号線で余市へ、そして半島の東側から積丹岬、神威岬に行き、同じ道を余市まで戻り、小樽へと向うことにした。
 時々、陽が差してくるが、今日もバイクで走るには少し寒い。余市から国道229号線を走る。道幅が狭く二車線ギリギリの道が断崖沿いに続き、いくつものトンネルを越えて行く。ここからは奇岩が幾つか見ることができる。その一つの「ローソク岩」が見えてきた。道沿いの断崖も、日本海の荒波に削られた奇怪な岩肌を見せてくれる。
                    
           ローソク岩

 積丹岬を通り過ぎ、神威岬へ行く。ガイドブックによると神威岬の方が一見の価値があるように書いている。国道から少し岬方面へ走り駐車場にバイクを置いて岬までは徒歩となった。バイクに乗っていた時の皮パン、合皮ジャンパーと言う服装で山道を三十分かけて岬の突端へ歩いた。いっきに汗が噴出してきた。ジャンパーは脱ぎ手に持ったが、皮パンは脱がずに歩いた。
 バイクでの移動ばかりで少し運動不足なのか、足がガクガクしてきた。突端の足元には崖は見えず、すぐ海が見える断崖絶壁だ。足がすくんで動けなくなり、海に吸い込まれそうだ。岬からは神威岩が見える。これもまた奇岩の一つだ。
 来た道を歩いてバイクまで戻り、積丹岬へ向う。途中に夫婦岩という奇岩を発見、今にも倒れそうな形をしているが、こちらが夫だそうだ。神威岬に歩いて疲れてしまい、積丹岬までは遠目に眺めて先に進んだ。

   神威岬
     (神威岬断崖)

               神威岩
                 (神威岩)

                               夫婦岩
                                  (夫婦岩)



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2015.01.05 / Top↑
 積丹半島を後にして余市に向った。ここにはニッカウヰスキーの工場があり、見学できる。確か入場は無料だったように思う。数人をまとめて工場内を案内してくれるガイドの後に付いて廻った。大半の人たちはバスでの団体さん、穴の空いた皮パンに、よれよれの合皮ジャンパーを着た夏樹だけが浮いた感じだった。
 工場内を一回りしてから最後に試飲コーナーへ、大きなレストランのようなところだった。市販されていない特別なブレンドのものや、何種類かのウイスキーが樽の形をした容器に入っていて、自由に飲むことができる。色々な酒の肴は有料だった。しかし、夏樹がいま飲んでしまうと飲酒運転になってしまう。
 ここの工場でのウイスキー飲み放題(?)のことは何処かの民宿に泊まった時に聞いた。その時の情報源の男は、空の水筒にこっそりとウイスキーを入れて持ち帰り、キャンプの時にじっくりと味わったと言っていた、がその行動にはかなりのしたたかな勇気が必要だ。さすがに夏樹にはできず、一舐めだけして工場を後にして小樽へ向った。

 小樽から敦賀までのフェリーは十九時の出港予定だ。時間を確認するため、まずフェリー埠頭へ向った。
《敦賀行き 故障のため欠航》
「ええっ、欠航なんなや」
 運航表を見ると朝にも敦賀行きの便が出ている。おそらく早めに欠航の情報を聞き、この朝の便で帰ったのだろう、と勝手に思い込み数日前に泊まった民宿「ぽんぽん船」に泊まることにした。
 この日の宿泊は夏樹の他に何人かいるようだった。夕食の前に風呂に入り、夕飯は小樽市内へ出かけることにしていた。
「そやねん、まさか欠航やなんて、思いませんでしたわ」
 風呂上りに団欒室から関西弁が聞こえて来た。
「あっ、夏樹君、ちょっと、ちょっと・・・」
 ぽんぽん船のオーナーに呼び止められ、団欒室に入って行った。
「こんばんは、夏樹さん」
「あれっ、何でここに居るの・・・」
 今夜のフェリーで敦賀に帰る予定だった、イカさんタコさんが団欒室に座っていたのだ。
「昼過ぎに小樽に来たら、フェリーが欠航やって書いてあるから、すぐに会社に電話して、帰るのを一日延長しますって・・・」
 イカさんが言った。
「フェリーが欠航したら、帰られへんもんなあ。まあ、しゃあないわなあ」
 タコさんが言った。


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2015.01.12 / Top↑

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