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「旅のはじまり ④-2」

 クラブ員の重要な活動のひとつに、新聞のスクラップブックを作ることがあった。
 新聞に載っている鉄道関係の記事を切抜き、ノートに張っていくのだ。各地の路線で蒸気機関車が廃止されていく、「さよならSL」の記事、日立家電のスポンサーによる「ポンパ号」、どこかの百貨店で開催される「SL展」の広告記事、そして、毎日汽車を見に通った山陰線の「SL、さよなら運転」の記事。鋏で切った切り口も雑で、どれもが黄ばんでいるが当時のことが思い浮かんでくる。
 (全て現存)
 そのノートが小学校の「秋季大運動会」の記念品のノート。
 そして、なぜか最後のページには「山陽新幹線、岡山まで延伸」の記事だ。
 小学校三年生が少なくとも、新聞をペラペラと毎日めくり、見ていたのだという事実を今さらながら、自分自身に驚いている。いま、高校生の息子は、テレビ欄と、「こぼちゃん」しか見ない。

 とにかく、鉄道の記事なら何でも切り抜いていた。私鉄電車の脱線事故、大雪による遅れの記事、鉄道百年の特集シリーズ記事、そして廃止される汽車への異常なファンの行動を書いた記事。各地の路面電車の特集記事、廃止の記事。などなど、鉄道に関することは何でも切り抜いている。
 
 うっかりすれば見逃してしまうような、SL切手発売の小さな記事もある。小学生が新聞の隅々まで覗いて、鉄道関係の記事を探しては切り抜いていた。
 ある時、親父が見ていない新聞を先に見て、切り抜いてしまい、かなりきつく怒られたことを思い出した。あの当時はどの家庭でも、父親の権威は大きく、新聞、風呂、チャネル権は父親が一番だった。

 家には一台しかテレビが無いのが普通の家庭だった時代、我が家では八時までが子どものテレビの時間。その後は親父の時間。だから、土曜八時からの
「8時だよ全員・・」は特例だった。野球放送があるときは特例も特例にならなかった。
 一人一台のテレビを持っている今の時代、家族のコミニュケーションが希薄になっている一つの原因ではないだろうか。
「何で勝手に換えんねん」
「おにぃちゃんずるい、今度はうちが見たいの見るんや」
「うるさい、喧嘩すんにゃったら、ニュース見る」
 親父の一言で公共放送局に決まってしまった。

 「巨人、大鵬、玉子焼き」

僕よりは少し上の人たちの時代だとは思うけれど、我が家はもちろん

阪神タイガース』です。

 親父の影響をモロに受け継いでいる。



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2008.05.16 / Top↑
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