上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑







「夏樹、窓際の四人組やわ、俺がきのう言ってたのは」
「ふうん、そうか。お前の好みのタイプは、ああいう感じなんや」
「可愛いと思わへんか」
「うん、まあ」
 女の子の好みのタイプは人それぞれ、この話しはこのあたりで終り。

 ユースホステルを出発する時に、昨夜『大富豪』をやった大学生グループと一緒になった。髭を蓄えたヒッピー風の男が夏樹たちに気がつき、声を掛けてきた。
「おはよう、関西ボーイズ君」
 関西弁を話す高校生だから「関西ボーイズ」と呼ばれていた。夏樹と飛沢は二人でワンセット扱いだったのだ。
「あっ、髭親父。おはようさんです。今日はどちらまで行かはりまんの」
 夏樹がわざとらしく変な関西弁で話した。
「お前はやっぱりおもしろい。是非ともヨシモトに行きなさい。売れないから」
「なんですかそれ。髭さんこそ行ったほうがええですよ」
 みんなで大いに笑い、語りあい、僅かな時間だけれど楽しく過ごすことが出来た。名残惜しいがお互いのカメラで記念撮影をして別れた。

 おそらく二度と会うことはないだろうけれど、記憶の中にはいつまでも想い出として残っていく。そんな想い出を、少しでも多く作っていける旅にしたい。




  ランキングに参加しています
  下をポチッとクリックしてください。ご協力お願いします。
       ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

にほんブログ村 旅行ブログへ にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
スポンサーサイト
2009.02.07 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://suzukaze930.blog19.fc2.com/tb.php/116-e8d2fc23

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。