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 雪との戦いはこれで半分。まだまだこれからが本当の戦いの始まりとなる。
 一月の下旬ともなると、家の屋根の上には一メートル以上の積雪がある。古い家はこのまま放置しておくと、つぶれてしまう。つぶれないまでも、家の中のドアや扉の開け閉めがスムーズに行かなくなる。全国ニュースでもどこかの体育館が、積雪によって屋根が崩壊したことを伝えていた。毎年、古くなった空き家や、小屋などが押しつぶされた話は良く聞く。
 どうすればつぶれないか。下ろすしかない。雪ようのスコップを片手に屋根の上に上がり、自分の胸ほどもある雪をかき分けて、軒の方から順に

『ザッ、ザッ、ホイ。ザッ、ザッ、ホイ。ザッ、ザッ、ホイ。』

縦と横に切れ目を入れる。これが『ザッ、ザッ、』スコップ一つ分の四角い型にして『ホイ!』と投げて下ろす。豆腐を賽の目に一つずつ切るように、ただ黙々と

『ザッ、ザッ、ホイ。ザッ、ザッ、ホイ。ザッ、ザッ、ホイ。』

 あまり大きく四角にすると、『ホイ。』がたいへんに重く、すぐに腰に違和感が走る。そうかと言って小さすぎると、はかどらない。適当な大きさにするには長年の経験のみぞ知る。(二十年にしてようやく、雪下ろしのやり方が分かってきたように思う)四十センチメートル四方ぐらいが適当なところだろか。
 軒に近いところをやる時は、『ホイ。』はまだ楽だが、軒から遠くなると、『ホイ。』も遠くへ投げてやらないと下へは落ちてゆかず、軒の辺りに残ってしまい、二度手間になってしまう。
 三十分も続ければ、まず腰に違和感が走る。続いて背中や、腕にもそれが伝わってくる。二、三人で話しをしながらやれば、まだ気がまぎれるのだが、一人での作業の時は飽きてくる。
 家の前の雪寄せ同様に雪が降っているときに、やらざるを得ない時もある。

 一つの雪の塊が四十センチメートル四方ぐらいということは、お気付きの方もいらっしゃるだろうか、雪の高さは私の胸の辺りまである。一メートルは有にあるから、二段、時には三段に分けて投げ捨てることとなる。
 今冬は私ひとりで、まる二日を掛けて下ろし終えた。
 土、日の休みは雪下ろしだけで終わってしまった。

 下ろす雪は我が家だけではない。奥方の実家へ手伝い、会社の倉庫の雪下ろしもある。この倉庫が三、四箇所もあるし、ひと通り終わったころには、我が家の二回目が回ってきたりすることもある。とにかく一月、二月は朝から夜まで雪と戦っているようなものだ。

つづく


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2008.06.04 / Top↑
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