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 コバヤシは思わずお国訛りが出てしまった。夏樹には何を言ったのか良く分からないようだ。
「じゃあ、京都に行ったら時間を見つけて、たぬきうどんを是非、食べてみて下さい。京都にしかないうどんなんで、けっこうおいしいですよ。
 夏樹は京都に行かないと食べられない、隠れ名物だと思っている。何処へ行ってもたぬきうどんを進めている。
「はい、忘れないようにしますね」

 旅に出かけると、人口密度の多い関東の人が圧倒的に多い。なぜか西日本のユースホステルでも関東の人の方が多い。関西人にはユースホステルが合ないのだろうか。関西からの宿泊者がどこへ行っても少ないので、関西弁の夏樹は目だってしまう。京都の中学、高校時代や職場では特別目立つ存在ではないのだけれど。
「でも夏樹さんはユースホステルがお気に入りなのね」
「とりあえず安いし、こうやっていろんな人と話しができる。狭い日本やけど言葉や習慣、食べ物が地方によって様々でしょ、そんなことを話しして情報交換するのが好きなんですは」
「そうやねえ、こんなに狭い日本だけれど、言葉も違えば、習慣も違う、食べ物もその土地で様々なものがあるし、そんな話をするのはおもしろいよねえ」

「あのう、お話し中に申し訳ないのですが、食器をサッサと片付けたいのですが」
 受付にいた男のスタッフさんが声をかけてきた。食堂で食事をしていてたのは、夏樹とコバヤシだけだった。
「すいません、つい話しに夢中になってしまって」
 コバヤシと夏樹は慌てて席を立ち、食器をトレーに載せて食器の返却場所へ向かった。
「それと、風呂も早めにすませてくださいね」
「あっ、はい、すぐに入ります。コバヤシさん、では後ほどまたゆっくりと」
「はい、じゃあ」







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2010.01.08 / Top↑
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