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 係長が自分の腕時計を見てまもなく十一時になることを知り、冗談話しは終わりにして寝ることを提案した。イマさんが就寝を促す前に消灯して、布団に入った。
「おやすみなさい」
「おやすみ、電気消しますよ」
「おやすみ、ほなまた明日」

 正月三日、朝からどんよりとした曇り空だ。七時を少し過ぎたころ、夏樹の部屋の三人はほぼ同時に目を覚まし、洗面をすませて食堂に向かった。食堂には女性三人がすでに朝食を食べていた。
「おはようございます」
 朝の挨拶の発声を一番にしたのはコバヤシだった。その元気な声につられるように他の五人も「おはようございます」と言った。
「コバヤシさん早いですねえ」
「そうなんですよ夏樹さん、彼女ね六時に起きて仕度を始めたんですよ」
 背の高い方のOL嬢が言った。
「やっぱり彼氏に逢えるから、うれしくて早くに目が覚めたんでしょ」
「しぃぃ」
 コバヤシは右手の人差し指を、自分の唇の前に立てた。
「なぜ、その話しを今のタイミングでするんですか。はすかしいぃべぇ」
 コバヤシの顔が少し赤くなった・
「夏樹さんもその話を知っていたんですか。いいですよね、ロマンチックですよね、私も早くいい人を見つけて結婚したいなあ」
 背の高い方のOL嬢が言った。
「コバヤシさん、結婚するんですか、おめでとうございます」
「青学君、その話はもういいから」
 ますますコバヤシの顔が赤くなってきた。
「かまへんやん、おめでたいことなんやから、みんなでお祝いをすればよかったね、昨日の夜に。ほんで今後の参考のために馴初めなどをじっくりと聞きたかったなあ」
「はい、聞きました。私も頑張って、見つけたいです」
 背の低い方のOL嬢が大きな声で言った。他の五人が呆気に取られるほどに大きな声だった



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2010.02.03 / Top↑
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