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「バカなことを言ってんじゃねえよ、なんでテンちゃんごときに、やきもちを妬かなきゃいけないんだよ」
「イトウさん、随分と失礼なことを言うやないですか、ごときとはなんですか」
 テンちゃんのほっぺがぷっと膨れた。
「すまん、ヒゲさんがおかしなことを言うもんだから、つい。悪いことを言ちゃったな、ごめん」
「朝と昼の兼用でうどんができたから、みんな運んで食べようよ」
 厨房の方からシンちゃんが叫んだ。みんなで厨房の方へ向かい、ストーヴの近くのテーブルに運んで、全員でうどんを食べた。
「やっぱり冬はあったかいうどんが一番やなあ」
 テンちゃんが熱々のうどんを箸で摘まみ上げ、大きく息を吹きかけながら言った。
「いやあ、冬はあったかいそばの方が美味いよ」
 タケさんもうどんを箸で摘まみ上げ、大きく息を吹きかけながら言った。
「関東人はそばが好きな人が多いし、関西人はやっぱりうどんが好きやなあ」
「ヒゲさんの言うとおりや、関西はやっぱり、うどんやねえ」
 テンちゃんが言った。
「わたしも、うどんが好きだよ。でも関西のうどんのつゆって味が薄いからさあ、ちょっと物足りないのよねえ」
 ヨッコが口の中に少し残っているうどんを噛みながら言った。
「関東のつゆが濃すぎるんやて、丼の底が見えへんぐらい濃いさかいに、すごくしょっぱいもん」
「テンちゃんは関東のうどんも食べたことがあるんや。俺は東京に行ったことがないさかい、わからへんなあ」
 口いっぱいに入ったうどんを噛みながら夏樹が言った。
「いやあ、関西のうどんの方が味が薄くて、美味しくないよ」
 両手で丼を持ち、つゆを少し啜り、その丼を口からはなしながら言った。




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2010.03.29 / Top↑
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