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「北海道のユースホステルはどこも良かったけど、礼文島の桃岩荘は面白いよ。何が面白いかは行って見ないと分かんないなあ、ちょっと説明が難しいなあ。九州も良いところが多かったなあ」
「北海道かあ、行って見たいなあ、憧れの大地って言う感じかな。都会に住んでいると、北海道みたいな広大で何もない牧草地に憧れますねえ。地平線に沈む夕陽を是非見てみたい」
「綺麗だったよ、北海道にいるときに何回か見たんだ。僕も憧れの大地だったよ」
「北海道に行ってみたいなあ。いつかきっと行くそ」
「気合が入っていますねえ。きっと、いつの日か行けますよ、いや絶対に行ってください」
 イマさんは再び夏樹のカップにコーヒーを入れた。
「ヒゲさんは一昨日にウイスキーを飲まないよねえ、特別サービス、コーヒーに少し入れると美味しいよ」
 そう言ってウイスキーをティースプーンにとって、夏樹のコーヒーに入れた。
「あっおいしい、こんなコーヒーを飲むのは初めてやなあ」
 その後は他の宿泊者も加わり、消灯時間を少し過ぎるまで、会話を楽しんだ。
「みなさん、あしたで正月休みが終わる方がほとんどでしょう、あさってからは仕事ですね、頑張ってください。そして、いつの日かお休みの時に、ここへ帰って来てくださいね、私はどこか他のユースホステルに転勤しているかも知れませんが、金沢はいいところですから」
「はあい」
 みんなが大きな返事をして、それぞれの部屋に戻って行った。
 部屋の窓から外を見ると、大粒の雪が音もなく風にも流されず、しんしんと真っ直ぐに地面に向かって降りそそいでいた。日中の気温よりかなり下がったように感じた。
「おやすみなさい。電気を消しますよ」
 同部屋のアズマが言った。
「かまへんよ、おやすみなさい」





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2010.04.21 / Top↑
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