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 揖斐川、木曽川の大きく長い橋を渡ると交通量が増えてきた。名古屋市が近づいて来たようだ。名古屋ではこの年の正月を一人寂しく過ごしたところである。また、新幹線で名古屋を通過したことも何回かあるが、国道を自分のバイクで、地図だけを頼りに走るのは初めてである。
 他に近道や、走りやすいところがあるのかも知れないが、できるだけ簡単に明治村のある犬山を目指すことにした。地図を再確認し国道一号線をどこまでも東へ向かい、国道十九号線を左折して、とりあえず名古屋城を目指す。

 岡本からの手紙には、ゴールデンウイークは夏樹よりも一日早くから休みに入るために、初日は名古屋市内か犬山のユースホステルに泊まろうとしたようだが、どこも満杯のため名鉄で一時間ほどの知多半島ユースホステルに宿をとり、二日目に明治村に向かう予定だという。その日は夏樹の連休の初日になる、すぐに写真のお礼の返事に明治村を一緒に観光しないかと書いた。承諾の手紙が届いたのは出発の二日前だった。(今なら携帯メールなどと言う便利なものがありますが・・・)

 国道十九号線をほぼ真北に向かい数キロ行くと、名古屋城が見えてくるはずだが、周りのビルの高さと、片側五車線もある広い道を走ることで目の前の状況しか目に入らなかった。犬山へ向かう道は国道四十一号線だ、一旦、右折してまたすぐに右折することになっている。何回も地図を確認したから間違いないはずである、標識を見落とすことがないように余計なものは視界に入れないようにして走った。
 次の交差点を右折すると国道四十一号線、と書いた大きく青い標識が見えてきた。いちばん左の車線を走っている夏樹は、前方より後方から車が来ないかに注意をし、五車線を斜めに走り、いちばん右側の車線へ向かった。交差点の直前で右折車線に入ることができた。間一髪のところであった。
「ちょっと、ここの道は広すぎるやろ」
 文句を言っても仕方がないが、こんなに車線の多い道は初めてだった。


・拙い文章を読んでいただきありがとうございます。

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2010.05.31 / Top↑
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