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 国道四十一号線を北上し明治村に到着したのは九時三十分を少し過ぎていた。岡本たちとの約束の時間に少し遅れた。
「こんにちは、遅うなってすんません」
「夏樹さん、バイクできたの、奈良で初めて会った時よりも大きいバイクになっちゃったね」
「あれ、バイクで来るって言うてへんかったかいなあ。浜名湖ではいろいろと、おぉきにぃ」
「いえいえ、楽しい二日間でした。こちらこそ、ありがとう」
「大晦日から正月の朝までは良かったんやけどね、正月の夜はちょっと悪かったんよ」
 正月の夜は名古屋駅前の部屋に風呂もないビジネスホテルに泊まり、夕飯も駅で買った弁当を、部屋で一人寂しく食べたことを四人に話した。
「夏樹さんの服装って、カッコいいのか悪いのか、すごいねえ」
 この日の服装の写真があれば、すぐに分かっていただけるのだが、残念ながら残っていない。文章で説明するのは少し難しいが、できるだけ簡潔な文になるように努めよう。
 上着は《HONDA》とプリントされたメッシュのシャツの上に、黒の皮ジャン、ズボンは皮のモトクロスパンツ、これだけならなんとなくカッコイイように見える。しかし、革ジャンはもちろん合皮で、友達に安く譲ってもらった中古品。右袖には鈴鹿峠でスライディングした時にできた大きな擦り傷がある。モトクロスパンツは本皮だが、オレンジ色で膝には大きな穴が開いていて、ガムテープが張ってある。これも中古品だ。
 四人の美女と変な格好をした男一人で明治村を廻りはじめた。バイクに括り付けていた荷物はロッカーに預けた。



・拙い文章を読んでいただきありがとうございます。

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2010.06.03 / Top↑
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