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「犬山ユースホステルは満室で断られたんだよ。なぜ夏樹さんは泊まれるの」
「男が一人だけだったからじゃないの、女性用の部屋はいっぱいだったとか」
「じゃここでお別れですね」
「残念やなあ、もうっちょっと皆さんと、いろんな話しがしたかったなあ」
「大晦日に浜名湖に来るでしょ」
「もちろん、行きますよ。出来れば何人かの友達を連れて行きたいけど」
「楽しみにしていますね」
 岡本たち四人は順に声を出し、夏樹に話しかけてくれた。そして、四人ともに大晦日の浜名湖ユースホステルで再会できることを、楽しみにしていると言ってくれた。

 犬山ユースホステルには五時頃に着いた。ほぼ満室状態なのだろうか、玄関から寝室への廊下などに多くの人が行きかっている。夕食までにはまだ時間があるので、風呂に入ることにした。バイクに乗り、はじめての長距離ツーリングに出かけ、転倒をしてしまい、明治村の広い敷地内をあちらこちらと歩き回った。さすがに疲れが出てきたようだ。浴槽に首まで浸かり、浴槽の縁に頭を乗せて目を閉じると、そのまま眠ってしまいそうだった。
 風呂から部屋に戻り、タオルを窓際に干して食堂に向かった。もう夕食を食べている人が何人かいた。四,五人のグループが多いようだ。夏樹は一人で夕食を食べた。疲れた体に少しずつ睡魔が襲ってきていて、他のホステラーに声をかける元気も残っていなかった。
 夕食後にミーティングがあるかどうか分からなかったが、食後は部屋に戻りそのまま眠ってしまった。気がついた時には部屋の電気は消灯されて、二人ほどの寝息、鼾が微かに聞こえていた。




・拙い文章を読んでいただきありがとうございます。

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2010.06.09 / Top↑
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