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 二年生になるとクラス替えがあり、飛沢と夏樹は別のクラスになった、校舎の棟も違い、帰宅部活動は少しおろそかになってしまった。回数は減ってしまったが、サイクリング同好会は健在である。
 
[ちはぁーす」(こんにちはーすの短縮形)
「一年坊、声が小さいなあ」
「ちはぁーーす」
「よおーし」
 サッカー部へ入った野々口が一年生の後輩に、挨拶の仕方が悪いことを、少し大きな声で叫んでいた。
「お前も偉くなったなあ」
「一年と二年では、天と地ぐらい違うさかいなあ。一年間、先輩になにを言われても我慢して、頑張ってきたんやから」
 とにかく上下関係が厳しい中学校で、野球部とサッカー部は特に先輩たちが威張っていた。素行もあまりよろしくはなかった。態度は他の部より、かなり大きかったが、部としての成績はあまりかんばしくなかったようだ。
「あんまり、下級生をいじめるなよ」
「いじめてんのと、ちゃうでぇ。礼儀を教えてんのやぁ」
「ほぉー。もうすぐ、大会やろ、がんばれよ」
「おぉ」
 野々口と夏樹も別のクラスになって、話すことが少なくなっていた。

「おう、おはよう」
「おう」
 二年生になって同じクラスになった赤川だ。かなりの鉄道マニアで、鉄道のことはとにかく詳しいのである。
 夏樹も蒸気機関車のことが好きで、少しは雑誌なども持っていたが、赤川とは比べものにならない知識の乏しさに恥ずかしくなり、赤川に感服してしまった。
 飛沢とはまた、違った形で興味を持った友となった。




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2008.06.27 / Top↑
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