上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
 国道百五十六号線を北上し郡上八幡方面へ向かう。ユースホステルを出発し車通りの多い岐阜市内を走ると赤い電車が前を走っていた。名鉄美濃町線だ。しばらくのあいだをこの電車と並走することとなった。
 並走とは言っても電車は専用軌道を走っている、交通量の多い道路を走っているバイクは、みるみる置いていかれてしまう。美濃町に近づくころには電車の線路は道路から離れて行った。そして、美濃町に入ってから再び線路が道路のすぐ横を走るようになり、電車と少しの間だが並走することができた。

 美濃町を過ぎ、さらに国道百五十六号線を北上すると
《郡上八幡60km 白川郷120km》
という標識を確認した。
「岐阜から東尋坊までは百五十キロやと思ってたのに、俺はどんな計算間違いをしたんやろ、白川郷からはまだ百キロはあるはずやなあ」
 後になって分かったのだが、岐阜ユースホステルに入ってすぐに地図を見て距離を計算した時に、百五十六号線と百五十七号線を見間違えたようだ。百五十七号線に大野市というところがある。地図上には
《岐阜まで120km福井まで33km》
と書いてある。そこだけを見て、東尋坊まではだいたい百五十キロぐらいかなと思ったのだ。白川郷を通っていくと、金沢経由で福井、東尋坊と行く道しかない。すると合計で二百七十キロほどの路程になってしまう。
 その時、事前に下調べした距離と違うということに、早く気がつけばよいものを、何を勘違いしたのか、バカな奴である。いつもの早合点と言うやつだ。
「いまさら仕方がない、とにかく東尋坊まで走って夕食までには到着せんと」
 余裕を持って岐阜を出たつもりだったが、見たいところも、そこそこにして、ひたすら走らなければ。余儀ないことだ。



・拙い文章を読んでいただきありがとうございます。

にほんブログ村 旅行ブログへ にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
・応援いただき、ありがとうございます。

スポンサーサイト
2010.07.15 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://suzukaze930.blog19.fc2.com/tb.php/318-bc603448

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。