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 今回の旅も最終日を迎えた。今日も快晴だが、気温は昨日ほど高くないようだ。
 東尋坊は海面からの高さが25メートルもあり、切り立った岸壁が海水の浸食による柱状の岩が連なっている。これだけの規模のものは世界に三箇所しかなく、とても珍しいようだ。(ガイドブックの受け売り)
 また、ここで有名人の自殺などがあり、自殺の名所としても有名なところだ。あちらこちらに自殺を思いとどまらせるためのメッセージを書いた看板や、命の電話ボックスだったかな、公衆電話が少し不自然な場所にあったように思う。
 岸壁の端の方に立ち、海面を見下ろすと吸い込まれそうな感覚に襲われた。間違って落ちる前にこの場からはなれ、帰路に向かった。

           東尋坊
                         東尋坊2


 国道305号線を海岸沿いに進むと、道路の右側はすぐに海だ。文字通りの海岸道路で、海はとても穏やかである。海からの潮風が心地よく、昨日のような暑さを感じることはなかった。
 東尋坊から40キロほどで呼鳥門(コチョウモン)が見えてきた。山から海に突き出た岩が、長い年月を波風にさらされてトンネルになり、当時はその下を国道が通り、天然のトンネルとして観光名称になっている。今ではさらに風化が進み、小石などの崩落が多く、山側に新しいトンネルが作られた。呼鳥門の下は立ち入り禁止になっているようだ。
「こんにちは、金沢方面からいらしたんですか」
 大学生風の二人組みのライダーが声をかけてきた。
「あっ、どうもこんにちは。金沢方面?そうですねえ、東尋坊に泊まって昨日は金沢を素通りして来ました」
「金沢のことを教えてもらいたかったのですが」
「今年の正月に行ってきましたけど、兼六園に行っただけかな」
「えっ、冬の金沢へバイクで行ったの」
「いえいえ、電車ですよ。雪道をバイクではよう走らんしねえ」
 三人は微笑んだ。



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2010.08.17 / Top↑
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