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 コーヒーを飲み終え、さっそくツーリングに出かけた。
「青田さん行ってきます」
「先輩、ほな行ってきます」
「ところで、どこへ行きますか」
「お任せします。お昼頃にどこかで食事をして、できれば、行きの道を戻ってこない感じで、ぐるっと廻ってくるコースがええなあ」
「車の多いところより、山の方がええかな」
「はい、いいですねえ」
 夏樹の頭の中には京都周辺の地図が浮かんでいた。その地図に一本のコースを描いていた。高校のころに自転車でも何回か走ったコースを走ることにした。バイクで半日ツーリングするにはちょうど良い道のりだろう。
 まずは市街地北部、鞍馬寺を目指す。寺近くに観光客相手の和風の店があった。ここでラーメンを頼み、少し早めの昼を済ませた。この先には昼を食べられるような店が、あまりなかったように思う。
 ラーメンを食べながらふと思った、ここまで来るのに、まるで一人でバイクに乗っているかのような錯覚をする時があった。信号などで停車した時に「あっ、後ろに千葉さんが乗ってはったんや」と気が付くほどに、走行中は後ろに人が乗っていることを忘れるほどにバイクと一体になってくれていた。
『任せて、私は乗せてもらうのは自身があるから』
 この言葉は本当だったのだ。
 鞍馬寺の脇を通り、花背峠を越える。自転車での峠超えは、自転車を降り、押して歩いて登る急勾配の坂道が続く。かなり山深い地ではあるが、峠を越えても京都市である。(統合する前からだ)
 大布施の三叉路を西へ左折し、しばらくすると京北町(現京都市右京区)に入る。山間ではあるが田畑が広がり、勾配もほとんどない道を進む。



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2010.09.12 / Top↑
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