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 二人は売店で菓子パンを買い、自動販売機で缶コーヒーを買ってオープンスペースで食べた。テレビには時々だが、韓国の番組が映し出されていた。
「さて、これからどうやって過ごそうか」
「そうやねえ、時間を潰すのに都合のいい遊び道具は何にも持って来てへんしねえ」
 ようするにトランプとか将棋とか、一人で時間を潰すための本や雑誌も持って来ていなかった。
「もう二人いたらマージャンができるんやけどなあ」
 オープンスペースのはずれの方にマージャンルームがあった。それを見て夏樹が言った。
「夏樹さんマージャンのやり方、わかるんですか」
「いいや、全然知らん、やったことないしなあ」
「ほな、あと二人いたかて、できひんやないですか」
「俺いがいの誰かが知ってたら、教えて貰えるかなあっと思うてな。これを機会にマージャンを覚えられんのやで」
「俺はできますけどね」
「ほらな、やっぱりもう二人いたら、できたやんかあ」
「いやあ、そんな簡単には覚えらへんと思いますけどねえ」
 二人は缶コーヒーを飲みながら、どうでもいい会話を続けていた。

 簡単な朝食を済ませ、ひとまず甲板に出た。ここにも多くの客がそれぞれの時間を過ごしてた。
「とりあえずここで、寝よか。夏の海やで、甲羅干ししよ」
 部屋に戻りタオルを一枚持ち、再び甲板に出てタオルを頭の下に敷き、甲板に仰向けになって寝転んだ。眠くはないけれど、ほかにすることもなく、甲板にごろごろとしながら、他愛のないどうでも良い会話を二人は話していた。それでも一時間もごろごろしていると、さすがに暑さに音を上げてしまい、オープンスペースに戻った。
「やっぱり夏は暑いなあ、よし、ビールやビールを飲もう」
「午前中からですか」
「ええやんか、どうせ他にやることもないし、車を運転することもできひんし。左やな、左のボタンを押してくるは」

・拙い文章を読んでいただきありがとうございます。

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2010.10.19 / Top↑
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