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「葉書で予約をしておいた、夏樹です。京都の夏樹です」
「ええと、あっ、あった、ありました。夏樹君ね、じゃあこれに書くこと書いて、その前に会員証をもらおうかな」
 バッグから会員証を取り出し、とても元気なお母さんに渡した。
「夕食は六時半から、その後にミーティングやるから、先に風呂に入ってもらえるかな。今日は満員だから、パッパッパっとしないとミーティングに遅れちゃうよ。遅れると罰ゲームがあるからね。で部屋はこっちの廊下の一番奥の部屋ね。はい、シーツ」
 そう言ってユースホステル専用のシーツを手渡してくれた。
(注:二十五年前の記憶を辿っております。えりも岬ユースホステルをよくご存知の方に読んでいただくと、ご立腹なさる方もおられるかもしれませんが、多々のフィクションが入っております。なにとぞご容赦下さい。)
 廊下へ向かうと、風呂上りで顔を赤くした大学生風の二人組みに出会い、また部屋の方からはタオルを持ち風呂へ向かう三人組と出くわした。顔が日焼けで真っ黒だ、おそらく自転車で旅をしているグループだろう。
 定員百二十名のこのユースホステルは間違いなく満員のようで、先客がうろうろと廊下を行きかっていた。
「どうも、こんにちは」
 一宿(いっしゅく)同部屋の先客に軽く挨拶をして入っていった。
 一番奥の部屋は二段ベッドが四つ置かれた八人部屋で、入り口に近い方の下しか空いていなかった。そこに荷物を置き、スウェットに着替え、タオルと新しい下着をバッグから出した。
「あのう、風呂はどっちですか、今は混んでるかなあ」
 この部屋には三人の先客がそれぞれのベッドに横たわっていた。その先客の誰と言うこともなく聞いてみた。



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2010.12.02 / Top↑
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