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「玄関を反対側へ行くと風呂がありますよ」
 夏樹が荷物を置いた上のベッドから半身を乗り出し教えてくれた。
「おぉきにぃ、さっそく風呂に行ってきますわ」
 浴場は少し込んでいた。早々にシャワーだけですませ部屋に戻り、タオルを窓近くに干し、食堂へ向かった。
「ミーティングに遅れて罰ゲームをやらされては、たまらんからなあ」
 海の近くの宿だから、海産のおかずが盛りだくさんに出てくる、ことはなく、夕食は他のユースホステルと同じく、いわゆる定食タイプのものだ。
 トレーにおかずの皿と付け合せの小鉢、ご飯と味噌汁の入った食器を載せ、空いている席に座った。
「昆布、日高名産の昆布はいかがですか、お見上げに買っていきませんか」
 大学生風の女の人が突然、日高昆布と書いた袋を持ってきた。
「昆布って、なにに使うんですか」
「料理のときに、だしをとったり、鍋のときにも使ったりするでしょ。日高の昆布は高級品ですよ、ユースホステルの特別価格で提供していますから、よそで買うより安いですよ」
「はあ、けど俺、料理をせえへんしなあ」
「じゃあ、ユースホステルのグッズも色々ありますから、食べ終わったら見ていってくださいね」
 そう言うと大学生風の女の人は、戻って行った。玄関で会ったヒゲの男と同じ、キツネのキャラクターが描かれたエプロンを着ていた。戻っていった先には小さな土産物店ように、海産物の土産とキツネのキャラクターが描かれた、えりも岬ユースホステルのオリジナルグッズが置かれていた。


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2010.12.05 / Top↑
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