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「モジャヒゲさんは大阪からどうやってここまで来たの」
「俺ですか、自転車で来ましたやんや。小さいテントと飯盒を積んでエッチらオッチらとチャリを漕いでここまで来ましやんや」
「大阪から自転車で来たんか、何日かかったんや」
「十日ぐらいかなあ」
「たった十日で大阪から襟裳までこれんのんかあ、一日に何キロ走るんや」
「一日に何キロかなあ、百キロは走れへんかなあ」
「一日に百キロも走れへんのやったら、十日で大阪からは来れんやろ」
「そやかて八月一日までバイトをして、その日の夜に出発して襟裳まで来たのが十日やからねえ」
「夜に出発した、もしかして夜行か寝台の列車に乗って、自転車は輪行袋に入れて来たのかな。ほんで自転車で走ったのは函館か、札幌から乗って来たんやろ」
「そうですよ、札幌まで電車で来て、気の向くままにチャリを走らせて襟裳まできたんです」
「なんやあ」
「なんやって、何ですねん。大阪からずっと自転車を漕いで来たと思わはったんですか、そんなもん夏休みだけで北海道まで来て、大阪まで戻れませんやろ」
「それやったら、最初から輪行して電車で来たって言うてえなあ」
「あれ、言いませんでしったかいなあ」
 モジャヒゲ男と夏樹は他愛のない、どうでもいいような話を続けた。
「ここまで来て、三日ぶりにユースホステルに泊まって、久々に風呂に入ってミーティングに出たら、いきなりお母さんが「ヘルパーを募集してます。時間に余裕がある人は、ぜひお手伝いをお願いしまあす」って言わはったから、はい、おれ時間に余裕がある暇人です、って手を上げたのが三日前なんですよ」



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2010.12.27 / Top↑
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