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 NHKの朝の連続テレビ小説で「てるてる家族」というドラマを放送していたことが、数年前にあった。大阪の池田市を舞台にパン屋を営み、娘四人の四女を中心に描かれたドラマである。BS放送の土曜日に一週間分を放送しているので、ビデオに録画して休みの日にゆっくりと見ている。

 とにかく、おもしろい。おそらく脇を固める出演者のほとんどが、関西の芸人さんだから、元関西住人が聞いても、ほとんどいやみのない上手な関西弁によるしゃべりがとてもよい。関西出身でない役者さんが役として関西弁を話すと、アクセントを誇張しすぎてしまうことが多い。そうすると、不自然な言葉となり、耳障りになってしまう。東北出身の人が「おしん」を見たときに、不自然な東北弁を感じたり、九州出身の人が西郷隆盛役の俳優のしゃべりを不愉快におもったり、されたこともあるだろう。

 NHKらしくないと言えばあまりに抽象的だが、従来の硬いイメージがなく、その場面にぴったりの照れ隠しのボケに、まったくいやみのない突っ込みが飛んでくる。まるで大阪漫才を見ているような、ボケと突っ込み。その、絶妙な間合い。なぜかボケの台詞も突っ込みの台詞も、役者さんが話す前に見えてくる。それだけ関西人には心地よい軽快なリズムというか、関西人の生活のリズムにちょうどあっているように思う。

 以前、頻繁に旅行をしていたころに、泊るのはユースホステルが多かった。
さまざまな地方の人たちと、初対面なのにいろんな話ができるから楽しい、それが最大の旅の目的かもしれない。最初はさまざまな地方の方言が飛び交い、お国の良いところ、変わった方言などの会話で少しずつ盛り上がってくる。

 僕を含めて関西人は常にボケをかましたり、突っ込みを入れたりと、笑いを取ろうとするのだ。関西人の性なのだろうか、そんな会話でないとなんとなく落ち着かない。関西人が二人いれば完全に漫才会話になってしまう。
 会話が進むと、いつの間にか関西弁を話し出す人が出てくる。関西出身でもないのに言葉尻に関西風のアクセントで話し出す人がいるのだ。無意識に出てくるらしい。するとすかさず突っ込みが入る
「あっ、関西弁がうつったな。おもろいやっちゃなあ」
と、ますます場が和み、笑いがおおいに起きてくる。

 あるCMで「関西弁をしゃべる宇宙人」と言うのがあるが、若者を中心にお笑いブームが再来しているいま、そんな真剣な笑いがこの不景気、荒れた世の中を吹き飛ばしてくれるのとちゃうやろか。



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2008.07.16 / Top↑
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