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 憧れの大地、北海道に上陸して二日目は、朝からどんよりと曇っていた。
 えりも岬ユースホステルの多くの宿泊者による、屋根の上からの見送りを受け、少し後ろ髪を引かれながら、ゆっくりとバイクを走らせた。ユースホステルからほんの五分ほどの所にある襟裳岬へ向かった。
 全国各地に岬はあるが、『○○岬』と書かれた看板などがあるだけで、地図で見るような鋭角な風景は今までに見たことがなかった。しかしこの襟裳岬は日高山脈の続きが、そのまま鋭角的に海に入り込み、まるで恐竜の背骨の様な形をしている。感動した。

                 襟裳岬

                 日高昆布

 国道336号を浦河方面へ向かう。太平洋の沿岸は日高昆布の産地で、沿岸の海で獲れた昆布を浜に引っ張り上げ干していた。

                 日高①
                 日高②

 さらに進むと日高の牧場郡が続く。競馬のサラブレッドが飼育されている牧場で、姿の美しい馬たちが放牧されている。
 浦河町の手前から国道236号になる。浦川町の市街地を走るころから夏樹のバイクの前をゆっくりと走る車がいた。時速50キロ規制の道路を40キロぐらいで走っている。追い越したくてもセンターラインは黄色の線が引かれている。ここ右側へのはみ出し走行は禁止である。いわゆる「はみ禁」だ。
「ああ、めんどくさいなあ。もうっちょっとスピードを出せへんかなあ」
 ぶつぶつと独り言を言った。市街地を過ぎても黄色のセンターラインは続き、前を走る車の時速は40キロを上回ることはなかった。何度となく黄色の線を越えて追い越そうかかと思いながら、いやいや追い越せば規則違反になるから駄目だ。でも「めんどくさいなあ、辛気臭いなあ」と二つの心が葛藤していた。


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2011.02.09 / Top↑
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