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 今では週休二日なんていうのは当たりまえになった。もちろん法律でも一週間の労働時間は四十時間と決められているから、どこの会社も週休二日だろう。しかし、この話のころは二十五年ほど前のこと、週休二日を実施している会社は少数だった。夏樹の勤めていた会社は一ヶ月に二回だけ土曜が半ドンだった。半ドンとは半日だけ仕事をして、午後からは休みなのだ。
 ことし一年間の連休は何処かへ泊りがけで旅に出るという計画を実行するためには、祝日と日曜日が連休になる時か、盆と正月、ゴールデンウイークしかない。今と違って泊まりの旅は難しかった。
 この年、盆休みの次の連休は九月二十三日、秋分の日と日曜日の連休だった。八月の終わるころに飛沢に電話をして、一泊の旅を誘った。
「んんん・・・。なんとかバイト先の店長にうまいこと言うて、休みをもらうわ」
「石田も誘ってみるは、あいつは多分大丈夫やと思うんやけどな」
「それで、どこへ行くんや」
「お前の車で何処かへ行こうって、前から言うてたやろ。東京へ行ってみいひんか」
「東京?」
 盆休みに入る少し前に、浜名湖で知り合った岡本から手紙が来ていた。彼女はいつものメンバーと一緒に浜名湖で盆休みを過ごすという内容だった。その手紙の最後に東京に遊びに来ないかと書き添えてあった。もちろん、案内するからとも書いてあった。休み明けに北海道へ行って来たことと、彼女の言葉を真に受け、九月の連休に一泊だけど東京へ遊びに行くと書いて返事を出した。飛沢と石田に連絡をする前に、二人の友達と三人で、車で行くと書いてしまった。


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2011.04.05 / Top↑
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