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「東京まで車で行くんかあ」
「いいや、東京へ行ったことのないもんが、東京都内を車で走るのは無謀やって、言うてたわ」
「誰が言うてはんのや」
「こないだ話をしたやろ、奈良で知り合って、ほんで浜名湖へ行ったって、あの時の埼玉の女の人や」
「夏樹の彼女になったんか」
「あほか、そんなんやないって」
「そやかて、その人に逢いに行くんやろ」
「いや、そやのうて、東京へ来るんやったら案内してくれるって、言うてくれたはるだけや」
「ふううん。まあええわ」
「ええことないって、そこんとこはっきりしといてや」
 夏樹の心は少しだけ揺らめいていた。自分では気がついていなかったけれど、飛沢に言われて、彼女になってくれたらいいなあと、どこかの心が、僅かに期待していたような、気がする。
『東女に京男?あれ、反対やったかな』

 岡本が言うには、横浜の桜木町駅の近くに神奈川ユースホステルがある。そこの近くに有料駐車場があるからそこに車を置き、電車で東京まで来れば良いとのことだ。そして一緒に神奈川ユースホステルに泊まらないかという計画だった。桜木町から東京までは三十分ほどで行ける。京都から大阪よりも近い。早速、地図と時刻表、ユースホステルハンドブックを広げて計画を練り始めていた、飛沢と石田の都合を確かめたのは、それから一週間後のことだった。
「横浜のユースホステルに泊まるのは土曜日と言うことは、金曜日の夜に出発するんやな。何時間で横浜につくかなあ」
「五百キロほどやから、休憩時間も含めて八時間もあったらいけるやろ」




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2011.04.08 / Top↑
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