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 夏樹の寮から名神高速京都東インターチェンジまでは、一時間ほどのところだ。そこから横浜インターチェンジ(現横浜町田インターチェンジ)までの営業距離は約四百八十キロメートルある。時速百キロで走り続ければ五時間ほどで着くが、休憩をして運転手の交代をして給油も必要になるだろう。また、横浜インターチェンジから桜木町駅までがどれぐらいの時間がかかるか、そのおおよその時間も含め寮から九時間で着くという計算をした。岡本との待ち合わせは上野駅に九時と決まっていた、桜木町駅から八時に電車に乗れば余裕で間に合う。出発は金曜日の十一時に決めた。
「俺の車でそんな遠いところへ行くのは初めてやな。今から待ち遠しいなあ」
「ところで西日本一周した時につくったユースホステル会員証は持ってるよな、あれを更新せんとあかんからな」
「ああ、あるはずや今度の休みに更新をしてくるは。石田には言うたんか」
「これからやけど、大丈夫やと思うで」
 飛沢との電話のやり取りを終え、すぐ石田に電話を掛けた。二つ返事で了解してくれた。飛沢と同じ大学へ通っている石田は、飛沢のアルバイトの予定に合わせて、アルバイトが休みの日に一緒にユースホステルの会員証の更新に行くと言って、電話を切った。

「夏樹さん、桜木町の次が横浜駅で、そこで東海道線に乗り換えて、東京からは山手線で上野まで来て下さいね。必ず東海道線に乗り換えてくださいよ」
 岡本から電話がかかってきた。
「はい、東海道線で東京、ほんで山手線で上野やね。九時までにはちゃんと着くように行きますから」
 鉄道が好きな夏樹にとっては簡単なことだと、気軽に考えていた。しかしこの変な自信が、のちに大きな間違いを犯すこととなった。



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2011.04.11 / Top↑
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