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 十時からはじまったドラマを、他愛のない会話をしながら三人で見ていた。十一時五分ほど前に次週の予告も終わり、夏樹が一番に立ち上がりテレビを消した。
「さあ、そろそろ行きましょか」
 その掛け声のような言葉に飛沢と石田も立ち上がった。部屋を出たところで、近くのお好み焼き屋に飲みに行っていた小田君が帰って来た。
「今から行くのかい。気ぃつけて行ってらっしゃい」
「おぉきにぃ、行ってきます」
 飛沢の車はスカイライン。どのタイプなのかは覚えていない。と言うより夏樹は車にはまったく興味がなく、車種は分かるがその次に来る、GTとかEXって言う車のタイプなどは全く分からないのだ。いまだにタイヤのサイズ表示に使われている三種類の数字の意味が覚えられない。汽車とか電車は少々詳しいのだけれど。
 最初は飛沢が運転をした。助手席には夏樹が座り、石田は後ろに座った。まずは京都東インターチェンジへ向かう。
 政令指定都市である京都は人口こそ多いが、大きな企業より、どちらかと言うと地場産業の中小企業が多い。その当時は市営の地下鉄もなかったし、国鉄の京都駅から西北へ伸びる山陰本線は非電化路線だった。市内の主な交通手段は京都市営バスと一部に民営路線バスが走っていた。しかし十一時も過ぎるとバスの本数は減り、道路を走る車もタクシーが多く、道路の交通量はどこも少なかった。日中の移動よりもかなりはやく目的地へ着くことができそうだ。
「空いてるなあ。もうインターまで来たでえ」
「そやなあ、高速も空いてると楽でええねんけどなあ」



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2011.04.17 / Top↑
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