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「おれ、新宿に行ってみたい。お昼のテレビで新宿アルタ前って、よく出てくるんやけど、そこに行ってみたいんやけど」
 今まであまり発言しなかった石田が、大きな声で言った。
「新宿に行って原宿に行きましょうか。じゃあ地下鉄で移動した方がいいわね」
 岡本がすかさずに言った。
「そうすると東京タワーが見えないよ。いいのかな」
 タナカが言った。
「あっそうか、でも原宿から横浜へ行く時に少しだけ見えるんじゃない」
「東京タワーは、見なくてもかまわへんじゃん」
「飛沢、無理して標準語を使うな、思いっきりおかしかったで」
「標準語は難しいじゃん」
「やっぱりおかしいわ。やめとき、ぜんぜん似合わへんし、どっこから見ても関西のヤンキーの風貌やし。その顔からちゃんとした標準語が出てきたら、ものすごい違和感やわ」
「夏樹、それはどう言う意味やねん、俺がそんなにカッコエエっちゅうことなんか」
「本当に面白い人たちですね。なんだっけ、大阪のお笑いの会社に入ればいいのに、ねえ」
 タナカが岡本に同意を求めるように言った。
「いやいや、あそこにはもっともっとおもろい連中がいっぱいいてるから、この程度では話になりませんで」
 石田が微笑みながら、タナカの方だけを見て言った。
「夏樹、石田の今の様子、見たか。なんか妖しくないか」
 飛沢が夏樹の耳元で他の人たちにも聞こえるように言った。
「妖しいって、何が妖しいねん」
 石田は男二人の間に割って入って言った。

 浅草から新宿まで、どの路線に乗り、どこで何回乗り換えたのか覚えていないが、地下から地上に上がった時はビルだらけの所に出てきた。そしてビルしかないのに,
空がとても広く感じたことを覚えている。



・拙い文章を読んでいただき、ありがとうございます。

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2011.05.26 / Top↑
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