上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
 二人の男が身体を寄せ合い、小声で会話をしている状況は、岡本とタナカの女性陣には異質で不愉快な気持ちにさせたようだ。岡本が大きな声で言った。
「あなたたち何やっているの、何か変よ」
「ごめん、ちょっとこの後の相談をしてただけやから」
「夏樹がな、あんたのことがな・・・」
 突然の飛沢の発言に驚き、背中から飛びつき口を押えた。
「おまえ、何を言いだすんや」
「ええ、私、私がどうしたの」
                表参道2

                       表参道1

 原宿、表参道は、都会の中のちょっと大人びた空間、といった印象だった。行き交う人も多くなく、変な表現だが古き良き都会とでも言うのだろうか。いままで思い描いていた東京とは違う空間だった。
 原宿駅から三百メートルほどの区間が表参道の歩行者天国になっていた。再び駅に向かうころには、ちょうどお昼時となり飛沢は腹が減ったと大きな声で言った。
「何を食べましょうか」
「岡本さん。何ぞ、東京らしいものがエエのとちゃうかなあ」
「東京らしい食べ物って何かしら」
「江戸っ子好みのものとか・・・」
「私も彼女も東京人じゃないし、もちろん江戸っ子でもないしねえ」
 そのときだった夏樹が立ち止まり、ビルの前に小さな看板を見つけ指を指した。
「あれ、京風お好み焼きって、どんなんやろ。お好み焼きに京風なんてあったかいなあ」
 ビルの一階に洋食を出すような雰囲気の店があり、その前の小さな看板に『京風 お好み焼き』と縦書きされた看板があった。
「へえ、おもしろそうやなあ。東京で京風のお好み焼きを食べる。ちょっと興味があるなあ。入ってみいひんか。岡本さんたちは、どないです」
 飛沢がその小さな看板に駆け寄り言った。



・拙い文章を読んでいただき、ありがとうございます。

にほんブログ村 旅行ブログへ にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ


・ 応援いただき、ありがとうございます。


          下記URLにて、鉄道模型ブログも公開を始めました。
          そちらへもお立ち寄り下さい
             ⇒翼芭里鉄道建設記録





スポンサーサイト
2011.06.10 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://suzukaze930.blog19.fc2.com/tb.php/430-63f2e401

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。