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 渋谷駅の周辺は原宿よりビルが林立し、多くの人が往きかっていた。駅前には犬の像が誇らしげにお座りをしていた。
「これが忠犬ハチ公の像なんや、意外と小さいなあ」
 夏樹は駅前にいる多くの人たちの間からハチ公の像を見つけ、思わずカメラのシャッターをきった。

              ハチ公

 渋谷の駅から山の手線に乗り品川駅から東海道線に乗り換え、今日の宿がある横浜へ向かうことにした。その途中、電車の中から東京タワーが見えるかもしれないと岡本が言った。進行方向左手のビルの隙間からもしかすると東京タワーが見えるかもしれない、もしかしたらであった。
 夏樹と飛沢は進行方向左側にある出入り口用のドアに寄りかかり、車窓を流れて行くビルとビルの隙間に目を凝らした。
「あつ、あれとちゃうか」
「飛沢、ほんまか、どこや」
「あれ、あそことあそこのビルの間に・・・、もう見えんようになってしもうたわ」
「ほんまに見えたんか、どこにも見えへんやんか」
 夏樹と飛沢がそんなやり取りをしているうちに、品川駅に着いてしまった。電車を降り跨線橋を渡り東海道線のホームへ向かった。下りの電車がすぐに入って来た。
「東京タワー、見れんかったなあ。飛沢はほんまに見たんか」
「う、ううん。たぶんあれは東京タワーやと思うけどなあ」
「そうか、残念やなあ」

 横浜駅から京浜東北線に乗り桜木町駅へ向かったが、ユースホステルに入るには少し時間が早かった。桜木町周辺を五人で散策し、他愛のない話をしていたが飛沢が突然、真面目な顔をして岡本に面と向かった。
「あのう、岡本さんには、いま彼氏はいたはるんですか」
「ええ、突然なんの話しですか」
 岡本が飛沢の顔をいぶかしげに見た。



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2011.06.18 / Top↑
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