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 岡本とタナカは高校時代からの友人だということだ。お互いに旅と七十年代、八十年代のフォーク、ニューミュージックが好きで、知り合った高校の二年生の時から毎年恒例の浜名湖ニューイヤー・イブ・コンサートに参加していて、もう大常連なのだ。いわゆる無二の親友の仲と言って言いのだろう。
 しかし、そんな二人でも恋愛に関する価値観だけは意見が合わないのだと言う。女は優しく、経済力のある男の人を見つけ、結婚後は専業主婦として家庭を守るものという考えを持っているのは田中葉子。結婚とは男と女の共同作業であり、結婚をしても女は好きなやりたい仕事を続け、家事や子育てはお互いの仕事の都合を考慮して話し合いのうえで分担していく。決して家事や子育ては女だけがやるものではない。男が働いて家族を養うなどと言う考えは過去のこと、と言いきるのは岡本雅美だ。
「よっ子が高収入の男の人と結婚して、専業主婦になるのが夢なのは分かるけど、いまの彼はちょっと不味いんじゃないの・・・。だってあの人には・・・」
 田中は慌てて岡本の口を押えて話すのを止めさせた。
「ちょっとここでそれを言っちゃうのは、まずいでしょう」
「そうだね、ごめん」
「あのう、夏樹が岡本さんに告白をしようとしているのに、何でそちらさん二人で俺たちの分からんことで、喧嘩見たになってるんですか」
「私?、・・・」
「雅美に?・・・」
「夏樹が、・・・」
「飛沢、お前何を言うてんのんや、そやから、先走って喋るなよって言うたのに」
「ああ、そやけど、明日にはもう帰るんやで、さっさと決めることを決めてやな、少しでも二人で楽しんだほうが、ええやないか。遠距離なんやから、今度はいつ会えるか分からへんにゃで」




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2011.06.23 / Top↑
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