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「ユースホステルに泊まって酒を飲んでもいいって言われたんは初めてやなあ」
「へえ、そうなんですか。僕は今日、初めてユースホステルに泊まるんですよ」
 長野から来たと言う男は、夏樹よりはあきらかに年が下で、大学生のようだった。
「基本的には、ユースホステルでの酒は禁止なんやけどね。まあ、ユースホステルもいろいろあるんやろね。協会の直営や公営のユースホステルは絶対にむりやね」
「じゃあ俺はある意味、ラッキーなのかな」
 高松駅のほど近くに酒屋があった。そこの自動販売機で缶ビールを二本ずつ買い、店の中でつまみになりそうなピーナッツなどを三点ほど買った。
 ユースホステルの食堂に戻り、まずは二人で乾杯した。
「明日はどこへ行かはるんですか」
 缶ビールを一口飲み、長野から来た大学生に聞いた。
「明日は道後温泉に行きます。おれ、夏目漱石が大好きで、大学でも国文科で夏目漱石の研究をしているんですよ。それで今回は『ぼっちゃん』の舞台となった愛媛県の各地を見に行くのですが、今朝、長野から出てきて電車の乗り継ぎがうまくいかず、今日は高松に泊まることになってしまって」
「じゃあ、もしかしてここに泊まる予約を取らなかったの」
「そうです、松山にできるだけ近いところまで行こうと長野を出てきたので、泊まるところは決めていなかったです」
「へえ・・・」
「高松の駅で泊まるところを探したのですが、連休なのでどこも満室で、ユースホステルなら空いているかも知れないからと、電話番号を聞いて電話したら、空いていますからどうぞって」
 長野から来た大学生はよく話をした。その合間にビールを飲み続け、わずかな時間で一本目を飲み終えてしまた。


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2011.07.24 / Top↑
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