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 夏樹がかつら崎ユースホステルに泊まったことがあると分かると、他のメンバーもかつら崎ユースホステルのこと、彦さんのこと、いつもの常連ホステラーのことを話しはじめた。みんなかつら崎の常連で、年に二,三回は泊まりに行っているようだ。
「ヒゲさんも今年の夏にかつら崎に行きましょうよ。すぐ裏が海やから、ユースからそのままダイビングして、海にいけるよう」
 長い髪の小柄な女性が言った。
「その話し、聞いたなあ。夏に初めてかつら崎に泊まると、ユースから海に放り投げられるって。ええっと・・・、タケさんだ、あの人が言ってたなあ」
「タケさんにも合ったんや、あの人はあそこの主みたいな常連やから」
「そやねえ、俺よりもだいぶ年が上とちゃうかなあ」
「ここにいるみんなも、海に投げ込まれたんや」
 少しガッチリ体型の男が言った。
「俺が行ったのは正月やのに、もうちょっとで投げ込まれるとこやったわ」
「そういうことをするのは、いとうさんやな」
「そうそう、いとうさんや、ちょっと見た目が悪そうな人やろ」
「その通り。けど、あの人なあ、医者らしいで、それも小児科やて、ヨッチが言うてたことがあったなあ」
「小児科?子どもが恐がって逃げんのとちゃうか」
 そこにいたみんなで大笑いした。
 それからどれぐらいの時間が過ぎただろうか、朝食の片付けもせずに話し込んでいた。時折、視界に入る窓の外の風景は、雨が降っているかいないかは分からないが、相変わらず曇り空のようだ。でもこのテーブルの周りはとても楽しい時間が過ごせる場所だった。





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2011.09.20 / Top↑
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