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 蛭ヶ野高原までは、いまいる所から百キロほどのところにあった。ゆっくりと辿り着ける距離だ。
「よし、スキー場もあるから、キャンプ場もあるやろ。なかったらスキー場の木陰にでもテントを張ったらええし」
 バイクの後に積んだ荷物には大きな全国地図とユースホステルのガイドブックが入っている。今のところこの二冊以外に情報を知る手段はなかった。必要になれば行った先で買えばいいじゃないか。
 岐阜からは国道158号線に入る。この道は以前にも通ったことがあり、なんとなく見覚えのある風景を見ながら走った。郡上八幡を過ぎたころ、進行方向の空模様が怪しくなってきた。初日から雨に降られて雨合羽を着ての走行はあまり喜ばしいことではない。雨の降り方が強いようであれば、近くのユースホステルに電話を入れてそこに泊まるのもいいだろう。今回の旅はそんな我が儘なことが出来るのだから。
 進行方向の空は暗いが、いま走っているところは曇っていても雨は降ってこない。このまま降らずにいてくれれば良いのだけれども、突然ヘルメットのシールドに数粒の雨滴があたった。
「あら、いよいよ降ってくるのかなあ」
 しかし、数粒の雨滴だけでその後は降ってこなかった。白鳥に入ると道路が濡れていて、つい先ほどまで雨が降っていたことが分かったが、それも直に乾いた道路に変わった。白鳥付近だけに降った通り雨のようだ。
 白鳥を過ぎ二十キロほどで蛭ヶ野高原に着く。空は曇っているが、雨が降りそうな雲ではなさそうだ。蛭ヶ野高原にはスキー場とコテージなどの建物もある大きなキャンプ場があるようだが、駐車場には車が停まっていなかった。


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2011.11.01 / Top↑
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