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 キャンプ場の入り口にある管理等へビールを買いに歩いて行った。再びキャンプ授業の中学生に注目されながら、出来るだけ彼らから離れたところを歩いた。管理人さんが戸締りをして帰る準備をしているところへ建物の中に入り、ビンビールを一本買った。
「明日のお帰りの時には、私はまだ来ていないと思いますので、ここに空きビンを置いていって下さい」
 管理人さんはそう言うと、入り口のドアの下のほうを指で示した。
 テントに戻り飯を炊くためにキャンプ用のガスバーナーに火を点け、米の入ったコッヘルを載せ、ビールの栓を抜いた。
「ふうぅ、うまい」
 おもわず大きな独り言が出てしまった。

                  ひるがの高原

 飯は炊きあがったが少し芯が残ってしまった。それにレトルトのカレーをぶっ掛け腹を満たした。ステンレスカップに入った二杯目のビールを飲み干すころには程よく酔いが廻り、その場に横になった。その時だったマイクを通した大きな声が聞こえてきた。
「あ、あ。マイクのテスト中・・・。○○中の皆さん、クラスごとに中央広場に集まってください」
「おう、始まったな」
 先ほどから中学生たちがテントを張っている中央付近にキャンプファイヤーが大きく燃えだしたのが、夏樹のいるところからも伺えた。キャンプと言えばキャンプファイヤーを囲んでフォークダンスだろうと、一人で思いにふけていると、聞き覚えのある「マイムマイム」の曲がスピーカーから聞こえてきた。
 もうすでにビールはビンにもステンレスカップにも残っていなかったが、もともと酒が強くない夏樹にとっては、程よい酔いを通りすぎ、大きな睡魔が押し寄せていたから、大きな音で聞こえる「マイムマイム」の音はさほど気にならなかった。




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2011.11.06 / Top↑
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