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 停車したとことから50メートルほど先にトンネルがあり、赤色の信号が見える。その周辺にバスやタクシーの運転手たちが車から降りて、煙草を吸っていた。信号の下には「青3分、赤15分」と書かれた標識が見える、赤になったばかりだとすると15分ほど待たなければならない。ここでも道幅が狭いから停車している車やバスの左側をすり抜けて先頭の信号のところへは行けなかった。もちろん右側もいつ対向車がトンネルを抜けて走って来るか分からない、行列を作って信号待ちしているタクシーやバスの後でエンジンを停め大人しく待っていた。それから間もなくトンネルを抜けて1台の路線バスと数台のタクシーが走って来た。まだ午前の早い時間だからなのか上高地から帰ってくる車は少なかった。
 数台のバスとタクシーが通り過ぎてからすぐには運転手たちが車に戻ろうとしなかった。それから5分ほど待たされ、運転手たちがそれぞれの車に戻りエンジンを掛け始め、トンネルの入り口にある信号がようやく青に変わり行列がゆっくりと動き出した。
 釜トンネルはごつごつの岩肌に、そのままコンクリートを塗った剥きだし状態で電気も点いていない。(ネットで検索すると、現在は整備された新釜トンネルがつくられ電気も点くようになり、片側交互通行はしなくていいようだ)目の前のバスからはけたたましい轟音のようなエンジン音が響き、黒い排気ガスが夏樹のバイクのライトに映し出されている。大量の排気ガスのおかげで視界も呼吸も困難で、バスからは大きく車間をあけて走った。よほどの急勾配なのだろう、バイクのギアーはセカンドより上げることができず、スピードメーターは時速5kmを越えることはなかった。


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2011.11.28 / Top↑
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