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 夕食後は宿泊者五人と受付をしていた男と六人で旅の情報交換など他愛のない話をして過ごした。受付にいた男も仕事を辞め、放浪しながらヘルパーをしていると言っていた。
「ヘルパーさんの出身はどこですか」
「俺?静岡です。小林です。先月までサラリーマンをしていました。ここのユースホステルには学生のころから何回も泊まりに来ていまして、旅の始まりはここからって決めていたので一週間ほど前に泊まりに来てみたら、しばらく手伝ってくれって言われたんですよ。急ぐ旅でもないのでヘルパーとしてしばらく居ることにしたのです」
「と言うことは、仕事を辞めてプータローをしているのは俺を含めて四人ということなんや・・・。以外にアホがいるんやね」
 夏樹が言った。
「あほって、どういうことだよ」
 最後に部屋に入って来た無職の男が、ムッとした顔で言った。
「いや、怒らんといてや、関西人は良い意味でアホを使うこともあるんやから、攻めてるわけやない、すんません」
「でも、アホでしょ、仕事を辞めて放浪の旅に出るなんて、世間一般ではやらないことじゃない」
 田中が少しだけ関西訛りをまじえて言った。
「おたくは次の仕事が決まっていてそれまでの休養期間やし、ヘルパーさんは一応ここで仕事をしてるから、まあええのちゃうか。俺は今日で二日目のプータロー生活で、いつ社会復帰できるかわからんしなあ。自分はどうなん・・・」
 夏樹のアホ発言にムッとした顔つきになった男に言ったのだが、関西弁があまり理解できないのか反応がなかった。
「あっ、俺、自分って言ったから関西弁の君自信のことかとおもったよ。どうも関西弁は苦手なんだよねえ」


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2012.01.19 / Top↑
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