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「旅のはじまり」

高校1年生になった長男が、小学3年のころに、

「ぐるっと一周してくる」

と言って自転車に乗って何処かへ行ってしまう。まだ遠くへは行っていなかったようだが、自分ひとりで出かけて何かを感じてくれているだろうと思う。
 僕が同じ年頃に同じことをしていた。ちょうど小学3年生の誕生日に自転車を買ってもった。
(四十年も前のことである、まだクラスのみんなが持ってはいなかったように思う)

 夜になると家の中にしまいこみ、大事にしていた。いや大事にされていたのだ親父に、自転車が。その当時でもまだまだ、高価なものだったと思う。

 毎日のようにあちらこちらへ出かけて行った。親と一緒にバスや電車でしか行ったことのない所まで、かすかな記憶を辿って、道に迷いながら、覚えのある景色に出会えて感動していた。覚えのある景色の向こうにも道は続いていたから、次回にはその先にも行ってみた。今度はまったく未知の世界に入って行くわけだ。見たことのない風景の中をどこまでも前に進み、自分なりではあるが、新たな発見をして、また感動していつのまにか見覚えのある風景に出会って
「ここにつながっているのか」と、またまた感動していた小学生である。

 今思い出せば、さほど遠いところへ行ったわけではないのだけれど、小学生だった僕は知らない未知の風景に出会えることが、とにかく楽しくてしょうがなかった。

「こないだは右の道に行ったから、今日は左へ」
と、すごいスピードで行動範囲が拡がた。6年生ぐらいになると、日曜日にはおにぎりを作ってもらい、親父の地図を借りて、朝から出かけていった。僕しか知らない近道を(その頃はそう思っていた)見つけたり、素晴らしい風景を見つけて、自分で勝手に名前をつけたりして楽しんでいた。これが東北の雪深い田舎までの「旅のはじまり」である。

 近ごろは、子供がまきこまれる事件が多発していて、子供だけで何処かに行ったり、留守番させたりすることが不安なご時世だけれど、感性の豊かな今の年ごろに、自らの意志で、自らの足で、目で、耳で、また鼻で感じてほしい、自分なりに新しい発見、発掘をして、多くの感動を味わい、豊かな感性を養ってくれることを願う。

「ものより、思い出」 CMの受け売りですんません。



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2008.05.07 / Top↑
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