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 軽井沢駅から北の方へ進む道路沿いには新しいペンションやファンシーショップと一緒に以前よりここに店を構えた商店も並んでいた。そんな賑やかな街並みを通りすぎ少し山に近いほうへ行くと旧三笠ホテルが見えてくる。明治期に日本人の設計で日本人の棟梁が建て、一握りの財界人、文化人だけが利用できたホテルのようだ。入館料を払い館内を一通り見学した。ひととき、明治期の空気に触れ、その当時の金持ちの気分を味わったような錯覚に慕った。

               旧三笠ホテル

 軽井沢駅方面に戻り国道18号線を東へ向かう。間もなく群馬県との県境、碓氷峠の標識が見えた。日本海と太平洋の分水嶺でもある。峠が近づくと濃い霧が視界を遮るようになり、峠を越えるころには視界がゼロと言っても過言ではないほどに何も見えなくってしまった。まだ昼前というのに、こちらの存在を知らせるためにライトを点け、僅かに見える白いセンターラインを頼りにゆっくりと走った。峠を越えたのも分からず、アクセルを廻さなくても前に進むようになり、下りに入ったことで峠越えを知らされた。時よりライトを点けて走ってくる対向車に驚かせながら、幾つもの急カーブを曲がり下って行った。緊張の連続は、ハンドルを握る両腕とその付け根となる両肩に大きな負担がかかり、最終的に腰へと伝わった緊張感は身体全体を固まらせ、あちらこちらが痛くなってきた。
 天気が良ければ信越本線の横川駅や、電気機関車に引かれて峠を登る特急電車を見ることが出来たのだろうか、とても残念である。


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2012.02.10 / Top↑
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