上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
 国道七号線は快適だった。道幅は広いし、交通量もあまり多くなく、信号も少なかった。進行方向左側には山はなく、ときおり防風林のような林が続き、あの向こうは日本海なのかなと思いながら前へ進んだ。
 ガソリンの残量が四分の一を下回り「E」に近づいてきた。当時のバイクのフューエルメーターはあまり正確ではなかったように思う。早め早めに給油するに越したことはない、国道沿いのスタンドを見つけ入った。
「いらっしゃいませ」
満タン、お願いします。それとチェーンが、見てもらっていいですか」
「どれどれ、ああ、だいぶ伸びてますねえ」
「これぐらいなら簡単に治りますよ、チェーンを引っ張ってやれば良いだけですから。給油が終わったら俺がやりますよ、少しだけ工賃をいただきますけど・・・、なんてね、サービスしときますよ」
「ほんまに、うれしいなあ。本職さんのやり方をちゃんと見せてもらって、今度は自分でできるようにならんとねえ」
カンサイの人ですか・・・、やっぱり京都ナンバーじゃないですか。初めて見ましたよ。多くのライダーが給油してくれるけど、関東や地元の人がほとんどで、たまに関西方面の人も見ますけど、京都の人ははじめてだなあ」
 そこまで話したところでガソリンが満タンまで給油され、給油ホースを戻しタンクのキャップを閉めた。よく喋る兄さんだけれど、仕事はきっちりと確実にこなしてしいた。
満タン入りましたあ」
 スタンド中に聞こえる大きな声でそう言ってから、整備スペースのほうを指さしてバイクを移動させるように言ってくれた。



・拙い文章を読んでいただき、ありがとうございます。

にほんブログ村 旅行ブログへ にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ

・ 応援いただき、ありがとうございます。


          下記URLにて、鉄道模型ブログも公開を始めました。
          そちらへもお立ち寄り下さい
             ⇒翼芭里鉄道建設記録
スポンサーサイト
2012.03.28 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://suzukaze930.blog19.fc2.com/tb.php/523-e868bf48

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。