上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.-- / Top↑
 周りの山が少しずつ低くなってきたと思ったと同時ぐらいに潮の香りがして、目の前に日本海が広がった。今回の旅で初めて見る海だった。ここからは日本海沿いを羽越線と並行しながら北上する。海に出てからすぐに新潟県と山形県の境を越え、四日目にして東北地方に入った。県境から二十数キロで鶴岡市に、ここから右折して国道百十二号線へ入る。海から離れて月山を目指す。
 目の前に広がる山々は標高が高く、中腹あたりまで真っ白の雪に覆われていた。積雪を目の当たりに見ることが少ない夏樹は、初夏にも関わらず多くの積雪を見ることができて感動した。
               
           月山の残雪

                   ペンション

 草原の真ん中に三階、いや四階建てのペンションの建物が建っていた。二階が玄関になっているようで、木製の大きな階段を上がり、ウッドデッキから建物に入っていった。
「こんにちは」
「はあい、あっ夏樹君だね、ようこそ。荷物を置いてすぐに手伝ってもらえるかなあ」
 到着早々に何やら仕事を言いつけられるようだ。
「あっはい、どこに荷物を・・・」
「マッさぁん、夏樹君を部屋に案内して、松木君、通称マッさんが案内してくれるから、今日ねえ団体さんが来るのよ、だからちょうど良いところに来てくれたわ、グッドタイミングね、ナッちゃんでいいかな」
 ここのオーナーの奥さんのようだ。明るく元気な人だ。
「はあぁ、よろしくお願いします」
 その時だった、建物の奥のほうから一人の男の人が現れた。
「こんちわ、松木です。よろしく、じゃあ荷物を持って着いて来てもらえるかなあ」
 マッさんは夏樹の持っていた大きいほうの荷物を持ち上げた。
「すんげえ重いねえ」
「それは重いですから、俺が持ちます」
「大丈夫、さあ行こう」


・拙い文章を読んでいただき、ありがとうございます。

にほんブログ村 旅行ブログへ にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ

・ 応援いただき、ありがとうございます。


          下記URLにて、鉄道模型ブログも公開を始めました。
          そちらへもお立ち寄り下さい
             ⇒翼芭里鉄道建設記録
スポンサーサイト
2012.04.03 / Top↑
Secret

TrackBackURL
→http://suzukaze930.blog19.fc2.com/tb.php/525-799a7840

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。