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 四階の端の方の小さなドアを開けると六畳ほどの部屋があった。この階は倉庫としてのスペースのようだった。部屋には二段ベッドが二組置かれていた。
「散らかっているけど、気にしないでね。改めまして松木です、マッさんと呼ばれています」
「夏樹です、よろしくお願いします。いつからここに、いたはるんですか」
「五月の十日だったかな。まあ、その話は夜にゆっくりとしましょう、早く下に行かないと、母さん・・、さっきの人、オーナーの奥さんね、あの人が大きな声で叫ぶから。とてもいい人なんだけど、仕事には厳しい人だから」
「はい、じゃ着替えますね」
 着替えを済ませてすぐに下へ降りて行った。
「マッさん、部屋の掃除が終わっていないみたいだから、そっちを先にお願いしますね。ナッちゃんにも手伝ってもらってね」
「了解しました。ナッさん、このエプロンを着て俺に付いてきてください」
「はっ、はい」
 松木に付いて三階の客室に向かい、渡された掃除機を部屋の隅から隅までをかけた。ちょうどかけ終わる頃に二人の女の人が、真っ白な新しいシーツを持って部屋に入ってきた。
「こんにちはぁ」
「新人さんですか・・・」
 二人とも大学生のアルバイトだろうか、夏樹よりも少し年下のようだ。
「新人・・・、二、三日だけ、ちょっとお手伝いをさせてもらうだけです。夏樹といいます」
「関西の人ですか」
「はい、そうです」
「ミッちゃん、話をしていたら遅くなっちゃうから、早くシーツを敷いちゃおよ」
「ごめんね、母さんに早くやって、料理の手伝いをお願いって言われていたんだ」


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2012.04.06 / Top↑
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