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「おっ、君は夏樹君だな」
 後ろから男の人の声が聞こえてきた。ここのオーナーのようだ。
「はい、そうです。オーナーですか・・・」
「そうそう、田山です」
「エプロンなんかして、なにしてるの」
「さっきまで部屋の掃除をしてました」
「掃除よりこっちを手伝ってほしいなあ」
 そう言うと軍手と長靴を渡された。
「それを持って外について来て」
 外は天気も良く遠くに雪が残った山が見える。建物の周辺はかなり広い範囲がペンションの土地だと教えてくれた。
「ここにゴルフ場を造るんだよ。面白そうだろう」
 広い牧草地の真ん中に周りより一段盛り上がったところがあり、明らかにその周りとは違った芝が植えてあった。しかしその半分はまだ赤土状態だった。
「この一輪車にこの芝を積んで、グリーンの所まで運んでもらえるかなあ」
 夏樹は今までに一輪車などを使ったことがなかった。うまくバランスを取らないと積んだものを落としてしまいそうだ。ふらふらとしながら、やっとグリーンまでたどり着いた。
「この続きに芝を並べてくれるかな」
 三十センチ四方ほどの芝のシートを順に土の上に並べていった。するとオーナーが丸太に二本の棒を取り付けた道具で芝の上をたたいていった。
「夏樹君はゴルフをやったことがあるかい」
「いいえ、ないです」
「俺はゴルフが好きなんだけど、高くてねえ。それでここにミニゴルフ場を造ることにしたんだ。グリーンはここだけだけど。ティーグランド、初めに打ち始めるところね、それは三か所作るから、一応三ホールと言うことなんだ」
 そんな話をするオーナーはとても楽しそうだった。


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2012.04.13 / Top↑
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