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 宿泊者のバーベキューが終わり、その片付けをオーナーと母さんも含めみんなで手際よく進められた。ただ、夏樹は何をやれば良いのかよくわからず、マッさんの後に付いて皿を洗い場へ運び、マッさんと二人でコンロの炭を消すために耐火仕様の手袋を着けてテラスの下に運び、古い炭が入っている缶に炭を移し蓋をした。そのころには厨房の片付けも終わっていた。
「うわぁ、星がきれいやなあ。こんなにいっぱいの星を見たんは、初めてかもしれへんなあ」
「ここは山が近いし、標高も高いから天気が良ければいつでも空一面に星が見えるよ」
「すごいなあ、星が多すぎてどれが北斗七星かわからんなあ」
「あっちが北だから、あれじゃないかなあ」
 マッさんが指で柄杓の形をたどるように示した。
「うん、そうみたいやねえ カメラを持ってきてもええやろか」
「厨房も片付いたから、いいんじゃない」
 建物の明かりが届かない場所でカメラを三脚にセットし、空にレンズを向け、数秒の間シャッターを解放にした。今のようなデジタルカメラではなくフィルムカメラだ。写し終わったフィルムは実家に郵送し、現像とプリントを頼んである。今回の星空も数か月後に帰るまでどのように写っているかわからない。
「ちゃんと写ってるかなあ」
             
                    星空

山が近く標高もそれなりに高いこの場所は、六月とは言っても陽が落ちると気温がかなり下がる。半袖のTシャツ一枚では寒く感じる。一枚だけ写真を写してカメラを三脚から取り外した。
「ナッさん、部屋に行かないかい、外はもう寒いだろう。片付けは終わったよ、あとは自由時間だから。風呂にも入れるよ」
 マッさんが玄関から大きな声で夏樹に言った。



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2012.04.30 / Top↑
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