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 国道233号線沿いの道路は田園地帯が続き、道路と平行して留萌本線の線路も走っている。雨は降ったりやんだりしている、長い時間をバイクで走っていると身体が冷えてくる。国道沿いに藤山駅があり、小さいな駅舎で小休止することにした。ちょうど二両編成のディーゼルカーか駅に入ってきた。しかし、降りる人も乗る人もいなかった。駅員さんもいないから藤山駅と書かれた切符も入手できなかった。

                 藤山駅
              
 雨がやんだようだから藤山駅を出て走りはじめた。留萌の市街地を抜けると、やがて海が見えてきた。日本海へ出たようだ。ここから20キロメートルほど南方へ行くと留萌本線の終着駅増毛駅がある。珍名駅の一つで、ご利益に預かろうと訪れる中高年の男性がいると聞いた。
 増毛駅には駅員さんがいるが入場券はなかった。代わりに観光旅行記念として次の駅までの切符が売られていた。二枚買って一枚を夏樹と同い年なのだが、前頭葉の面積がだいぶ広くなり、気にしている友人に一枚を送ることにした。

               増毛駅切符

 列車が来れば写真を撮ろうかと思ったのだが、時刻表を見ると一時間後にならないと来ない、それに雨も少し強くなってきたようだ、長居をせずにユースホステルへ向かうことにした。ユースホステルまでは一時間もかからずに着いた。少し早いが雨の中を走るのは疲れた。早く風呂に入りたかった。
「ただいまあ」
「はい、お帰りなさい。夏樹君かな、ずいぶんと早いねえ」
「雨降りの中をバイクで走っていると、寒くて、六月なのに北海道は寒いですねえ」
「そうねえ、そんなに寒いかねえ」
 やさしそうな女性が出迎えてくれた。ペアレントさんの奥さんのようだ。
「じゃあこれを書いてくださいね。先に会員証を預かろうかな」
「あのう、お風呂は何時ごろに入れますかぁ」
「もう沸いているわよ、いつでもどうぞ」
「ありがとうございます、部屋に荷物を置いたら直ぐに入ります」
「部屋はねえそこの部屋ね、はいシーツ」
 掛けと敷きが繋がったユースホステル専用のシーツを受け取り部屋に向かった。


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2013.01.11 / Top↑
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