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 翌朝、北海道上陸六日目、晴れていたが空には色の濃い雲が広がりつつあった。
「おはようございます。今日は晴れてますねえ」
 洗面所へ行くのに部屋を出てすぐにペアレントさんに会った。
「おはよう。今は晴れているけれど、今日は雨だよ、いつもだと見えない積丹岳が見えるときは雨なんですよ」

               積丹岳?
                    (積丹岳はどれだろう?)

 今は晴れているのにこれから雨が降ってくるのか、二日続きの雨模様になるとは、気持ちも重くなってくる。しかし、急ぐ旅ではない、雨が強く降りだし進むことが嫌になれば停まればいい、雨が止むのを待ってから進む。止まずに強く降り続けば、バイクを置いてそこに一泊して、ゆっくりと過ごしても良いではないか。
「行ってきます」
 とりあえずユースホステルを出発した。まだ雨は降っていないが、色の濃い雲がどんどん増えてきた。留萌から国道233号線入ったころには、パラパラと雨が降り始めた。留萌から一時間も走ると深川市に入る、ここまで来ると大雨になってしまった。国道沿いのスーパーの軒下にバイクを停め、ヘルメットを被ったままベンチに座り、雨が止むのを待った。
 いつまで待っても雨が止むことはなかったが、降り方は少し弱くなってきたようだ
「いつまで待っても止みそうにないなあ。けど、いつまでもここに居てもしゃあないしなあ・・・」
 少し前に進んでみることにした。時おり強い風とともに雨滴が夏樹に向かって降ってくる。風に舞った雨滴が首元にまとわり付き、少しずつ胸元へと伝っていくのが分かった。
 深川の市街地から30キロメートルほど走ると旭川市に入って行った。ここまで来てようやく小降りになり、やがて完全に雨は上がった。美瑛町に入るころには、路面もその周辺も朝から一度も雨が降った様子が伺えなかったが、交通安全と書かれた黄色い旗が、千切れてしまいそうなほどの強い風が吹き始めた。そんなに強い風に負けてハンドルを取られて倒れないように、腕と肩と背中そして腰に力を入れてバランスを保ち走った。

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2013.01.18 / Top↑
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