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 速度規制の標識がない一般道路の最高速度は時速60キロだ。取りしましによる検挙されない速度は70キロ未満と言われている。それを超えると速度取締りで検挙されるようだ。しかし、250ccのバイクのそれは時速50キロだ。取締りで検挙されないぎりぎりの速度は時速60キロではないだろうか。僅かな速度超過で検挙され、反則金を払わされては面白くない。夏樹は常に時速60キロ未満で走っていたが、その横を追い越して行った車も、すれ違った白いバンとダンプの速度も、時速100キロに近かったのではないだろうか。一瞬の出来事だったが、その瞬間の恐怖がしばらく残っていた。
「あぶなかったなあぁ・・・」
 真っ直ぐで広い道路には、ときどき三、四台の車が連なって時速100キロは出ていそうな速度ですれ違ったり、追い越されたりした。ほとんどの時間はすれ違う車も追い越して行く車もいない、とにかく交通量の少ない道路だから、先ほどのような怖い思いはこのあと数日後にもう一回だけあった。

 豊頃からの真っ直ぐの道沿いには牧場が多く、国道沿いに数頭の牛がゴロゴロとしていた。その牧草地の所どころに、大きな木がそびえていた。後になっての情報だが、そのうちの一本が電機メーカーのCMに使われていた「この木なんの木、気になる木・・・」だと言うのだが、どれも少し違うような気がする。それでも広い牧場の真ん中に、一本だけそびえる大きな木は貫禄があった。木の根元に「ニレの木」と書かれた小さな看板があり、今までに見たことのない風景だった。北海道は感動の連続である。

ニレの木3

         ニレの木1

                     ニレの木2

 国道38号線は浦幌から東方面に向かい、少し山が近づいてきた。緩やかな山道を走る。10キロメートルほど行くと海に出た。太平洋だ。空は晴れているが海に出たことでバイクで走る夏樹を駆け抜ける風が少し冷たい。



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2013.05.27 / Top↑
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