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 羅臼湖へ行くには、ユースホステルで長靴を借り、お昼用のおにぎりを持って知床横断道路の峠の駐車場までバイクで行き、歩いて登山道を進む。
 食後のミーティングでは、ペアレントさんの周辺観光案内が、言葉巧でとてもおもしろかった。
「羅臼湖へは必ず長靴が必要です。舗装はもちろんしていないし、湿地帯もあるのでスニーカーやバイク用のブーツでは靴がもったいないです。ユースホステルで貸しますから。でも、サイズと数に限りがあるので、早いもの勝ちですよ」
「はあい、わたし行きます」
「あっ、俺も」
「はい、わたしも」
「あっ、はいはい、俺も・・・」
「俺も行きたいです」
 森が一番に元気に手を上げて行った。そして、夏樹とは別の男と、ペアレントさんから一番遠くにいた女の人が手を上げた。夏樹は一歩遅れを取ってしまった。最後に田中が手を上げた。他に行きたいと言う人はいなかった。この男三人と女二人で羅臼湖ツアーに行くことになった。
 五人ともバイクで一人旅をしているが森と夏樹以外の三人は一週間から二週間の休みを取り、計画的に北海道へ来たようだ。そして五人の中で夏樹が最年少だった。
「みんな、ユースホステルのおにぎりを持って行くよねえ。わたしが五人分を頼んでくるね」
 森が他の四人の返事を聞かずに席を立ち、食堂の前にいるペアレントさんのところへ向かった。

 翌朝は快晴だった。朝食を食べ長靴とおにぎりをもらってバイクに乗った。昨日とは打って変わり爽やかな気温が心地良かった。
 知床峠の駐車場にバイクを停め、羅臼湖への案内版から湿地帯へ入って行った。昨夜のミーティングで羅臼湖へ行く時は何も取ってはいけない、何も残してはいけないと言われていた。植物や昆虫などを持って帰ることは禁止で、とっても良いのは写真だけ。もちろんゴミを残して来るなどは、以ての外である。残してきて良いのは足跡だけ、それも通路以外には残してはいけない。生態系を保護すると言うことは何も難しいことではないと思う。取らない、残さないを守れば大自然が楽しめるのではないだろうか。


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2013.11.23 / Top↑
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