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 昼寝岩でどれほどの時間を過ごしただろうか、頭の中が空っぽになってしまうほどにリラックスできた。このままずっとここに居座ってしまいたい衝動に駆られたが、現実に戻しユースホステルへ帰ることにした。
 岩尾別ユースホステル三泊目、この日もほぼ満室のようだ。ミーティングのあとで近くにいた三人のグループ達は、長靴を履いて羅臼湖に行きヒグマに遭遇したと言っていた。目の前に現れたのならば命の危険が迫ることもあろうが、広い草原で遠方にいるヒグマに遭遇できるのは少しラッキーなことのようだ。見たくても、簡単に会うことはできないとペアレントさんは言っていた。
「もしヒグマに遭遇したら死んだふりはしにように、すぐに逃げるのもだめ、じっと何もしないでヒグマを見てください。人間よりヒグマのほうが人間を怖がっているのですから。しばらく見ていると何もされることはなさそうだと知り、ヒグマのほうから逃げていきます。慌てて逃げたり、何かを持ち上げたり、大きな声を出したりするとヒグマは人間が襲ってくると勘違いして、身を守るために人間に向かってくるのですから」
 一泊目のミーティングでそんな話しをペアレントさんから聞いた。ヒグマも生きるために必死なのだろうなあ。

「ヒゲさんは明日、どこへ行くの」
 森が話しかけてきた。
「そうやなあ、摩周湖方面へ行って見ようかなあ」
「私もね、そっち方面に行こうと思っていたの。あの辺りは林道が多くてね、ガンガン攻めて、それから阿寒湖から少し西へ行ったところにオンネトーて言う湖があって、その湖畔にあるキャンプ場がなかなかいいらしいのよ、そこにテントを張ろうと思ってんの。近くに温泉もあるしね」
「ほな俺もそこへ行ってみようかなあ、三日も続けてユースホステルに泊まったから、少しキャンプをして経費を節約せんとあかんしなあ。けど林道を攻めるのは俺のバイクでは無理やから、キャンプ場で落ち合うということで」
「いいわよ、じゃあそう言うことで・・・」
 オンネトーの位置を地図で確認して部屋に戻った。




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2014.02.02 / Top↑
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