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「やっぱり、降ってきたなぁ」
「わたしの予想だと、間もなく上がるよ」
 そんな会話をしながら、小雨になるまでヘルメットと買出しの袋を持ち、店の軒に立っていた。
 30分ほどで小雨になりバイクに乗り、森の案内でオンネトーのキャンプ場へ向かった。
 オンネトーのキャンプ場には、所沢ナンバーのバイクが1台、すでにテントを張っていた。森と夏樹もその近くにテントを張り、早めの夕食の準備をした。久々にコッヘルで飯を炊き、湯を沸かしてレトルトのカレーを温めた。レタスを買った時に携帯用の小さなマヨネーズを見つけた。それをたっぷりとレタスに塗して食べた。次にいつキャンプをするかわからないから、他の二人にもレタスを食べてもらい、この日一晩で完食した。
「この近くに安く入れる露天風呂があるのですが、行きませんか」
「どうしようか、なんか面倒くさいなあ。それに、誰も来いひんとは思うけど、テントを張ったまま出かけるのも・・・」
「わたしは行かない。今日はそんな気分じゃないんだ」
「俺達、留守番してるから、行ってきてください」
「じゃ、お願いします」
 所沢の兄さんはタオルだけを持ち、バイクに乗って温泉に行った。残った二人はキャンプ場の周辺から薪になる木を集めて火を焚き、二本目のビールを開けた。
「明日はどこへ行くの」
「そうやなぁ」
 夏樹はそう言いながら地図を開いた。
「ああ、ここからサロマ湖って近いんや。『船長の家』って言う民宿があるんやて。民宿やから少し高いけど、必ず行った方がいいって言う人がいるから、行ってみようかな。あんたは」
「この周辺に林道がたくさんあるから、そこを思いっきり攻めて、それから・・・、それからは、それから考える」
 辺りが真っ暗になるころ、所沢ナンバーの兄さんが温泉から戻ってきた。それからは三人で情報交換しながら夜更けまで話した

 翌朝、雲っていたが雨は降っていないし、寒くもなかった。サロマ湖まではさほど距離がない、ゆっくりと談笑をしながら朝食を食べた鳥の声しか聞こえてこない。大自然の中で食べる朝飯は最高の贅沢ではないか。

           オンネトー


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2014.02.23 / Top↑
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