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 夕食は噂通りの豪華な海鮮料理。とても一泊二食で三千五百円とは思えない。(当時の旅日記にはそう書いている)量も多く霧多布里の民宿に匹敵するほどの満腹感を味わうこととなった。そして霧多布里と同じく、ここはユースホステルではない民宿だから酒も飲める。二百円のカンパで北海道の焼酎『ゴードー』が飲み放題だった。 
 食堂を見渡すと満席状態だ。同室の五代目江戸っ子の情報では、ユースホステル形式の相部屋客室と、夫婦や家族連れの客室あるようで、この日も新婚旅行で泊まっている人たちが何組かいたようだ。
 あまり酒が強くない夏樹は、少し焼酎を飲みすぎたようで、早々に部屋に戻りぶっ倒れていた。少し眠ってから部屋にある無料テレビで阪神対巨人を三人で見ていた。姫路の男と夏樹は阪神の応援、五代目江戸っ子は巨人の応援。一喜一憂のシーソーゲームの末、阪神が勝った。三人で大いに野球観戦を楽しみ、二人で大いに喜んだ。なんだか、とても有意義な日だった。

 翌朝は五時半に起き海賊船ツアーに参加することにした。民宿のオーナーでもでもある船長の船に乗り、周辺の観光案内と釣りをさせてくれる。同部屋の二人と夏樹は船に一番乗りした。釣りの餌用に取って来たというホタテを開きそのまま食べさせてくれた。潮味が利いていてとても旨かった。
 まずはサロマ湖と海とを隔てている砂嘴にある原生花園に降りる。花の時期に少し早いようだが、ハマナスやエゾユリが咲いていると教えられた。ハマナスは野菜のナスとは何の関係もなく、バラ科の花でほのかにバラの香りがする。
 原生花園から砂嘴沿いに湖を西へ進み、いよいよ釣りの始まりだ。ホタテの貝柱を餌にカレイを狙う。カジカも釣れてくる。夏樹はカレイを十数匹釣った。他の参加者も同じぐらいの漁獲量があり、大漁となった。カレイはから揚げにされ朝飯のおかずとなり、カジカは味噌汁の具となった。自分で釣った魚がその日の朝飯になる、なんとも贅沢な経験ではないだろうか。都会に住んでいてはできないことだ。



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2014.04.12 / Top↑
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