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2014/07/12
 日本海沿岸を走る国道232号線を北上する。当時の地図には海と羽幌線に挟まれて北に伸びている。この地を訪れた時にはすでに廃止が承認され、翌年の3月には全線廃止になったようだ。残念ながらこの路線や列車の写真は残っていなかった。
 左手に見える日本海は夏の日差しを受け、夏らしい青を照り返していた。右手には低い山や丘が続き、高い木はなく、ほとんどが牧草地の連続だった。寒くも暑くもなく快調に走っていた。
 天塩に入る少し手前だっただろうか、少しエンジンの音が変化した。ガソリンの残りが少なくなってきたようだ。バイクにはリザーブタンクというのがあり、通常は燃料タンクのコックを『ON』で走行するが、もし燃料切れになっても『RES(リザーブ)』にコックを合わせるとタンクの底に残った2リットルほどのガソリンを使って走ることができる。これも使いきれば完全にガス欠状態で、ガソリンスタンドまで押して行くしか前に進む方法はなくなる。今までにリザーブの燃料を使って走ったことがなく、果してリザーブ状態で何キロ走れるのか試したことがなかった。とにかくリザーブにする前に、ガソリンスタンドを探さなくては、大変なことになってしまう。
 運が悪いことにこの日は日曜日、多くのガソリンスタンドは休業のはずである。(現在では年中無休の店ばかりだが・・・)案の定、天塩の町に入って見つけたガソリンスタンドは休みだった。ときどきエンジンが止まりそうな音がするが、完全には止まらない状態で前に進み、二軒目のガソリンスタンドが見ええた。「開いてますように・・・」心で祈った。店の前まで来て『営業中』の看板を見つけ、給油機の前に滑り込んだ。その時ちょうどエンジンが止まった、ギリギリセーフだった。
 天塩の町を抜け羽幌、豊富へ、ここから再び西へ向いサロベツ原生花園に向う。今まで右手の山の方から強い横風が吹きつけ、走りににくい時もあったが、西へ、海へ向うことで追い風となり走りやすくなった。
 原生花園には広々とした原野に、今まで見たこともない花が咲いていた。ここを抜け海沿いの道に向う。右手奥に雪が残る利尻富士がくっきりと見えてくる。ふと南の方を見ると広大な原野の向うに地平線が見えた。初めての地平線である。とにかく広い、ずっと向うまで何もない「ああぁ、北海道やなあ・・・」感動の連続だった。

   利尻富士

           地平線

                   地平線2


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